
最近流行りの早朝ショッピングに行こう。

またまた来ちゃいました。
早朝の西友辻堂店。

客は私を含め3人がうろうろ。みんなオトコだ。

いっぱい買った。

西友前は大きなサーフショップ。さすが辻堂。

しばらく食べていないので、クスクスが食べたくなった。
さすがに西友ではクスクスは売っていない。amazonで購入。

これはフランス製のクスクスだ。
北アフリカ製も多いが、フランス製やイタリア製も多いクスクス。
クスクスのとなりにあるのは、1缶83円の西友オリジナル・ビールもどき。
まだ朝5時半くらいだが、辻堂で買い物して帰って来てのどが渇いたので、朝からこの泡麦を飲む。
クスクスは使いやすい。
作り方の説明があるが、どんな作り方でも普通に食べられる。

本日は北アフリカ風なごはんをつくろう。
以前このブログで何度も出て来たモロッコの歌手daoudi♪
久しぶりの登場だ。
Youtubeをクリック↓↓↓して、お楽しみくださいね♪
一気にモロッコな気分の音楽ざんしょ?
こちらも以前こちらで紹介したことがある、玉村豊男さんの著書、料理の四面体。面白い本だ。

今じゃ長野県東御市のワイナリー&レストラン経営者であり、都会脱出派の田舎暮らし提案者みたいな玉村豊男さん。
でもこの本の最初に出て来る「アルジェリア式羊肉シチュー」は、若き玉村氏がアルジェリアを貧乏旅行をしている途中でたまたま出会った現地の人に素朴な羊肉のシチューを振る舞ってもらった話である。
私はこの話が大好きなのだ。

現地の人の調理器具はナイフと鍋だけ。
手の上でニンニクやジャガイモを切り、トマトは手で握りつぶす。
素朴に羊肉でシチューをつくる話だ。
おたまもないので、鍋を手で振って調理していたらしい。
本日の私はもうちょっとだけ複雑に調理して、もうちょっとだけ豪華に作って、同じようなモノを食べる予定。

タジン鍋(↑)使おう。
5年ほど前のタジン鍋ブームはもはや過去のものなのか?
最近はさっぱりタジン鍋のことを耳にしないなぁ。
チュニジア産ハリサ(↓ アリッサとも)も入れて。うまいねぇ、これ。香りがいいからね。

北アフリカ的な日。
食事する時はこれを飲む予定。チュニジア・ワインでカベルネ種とシラー種のもの。

ラベルの一番下にチュニジアと書いてあるでしょう?

値段は1,500円ほどだが、しっかりしたワインだ。
それっぽい野菜を。
タマネギとジャガイモとニンニク。

パクチーも使おう。
長野県飯田市遠山郷の肉屋、スズキヤさんのマトンを使う。

まずは金麦を飲もう。

タマネギを細かく切ろう。

ジャガイモ皮つき。

ニンニクをする。

このマトンはタレつきだ。

そのまま焼いて食べればうまい。
しかし小麦粉を付けてバターを滲みこませるように焼く。

このように。

タジン鍋にはオリーブオイルを入れ、そこにニンニクを載せて熱する。

タマネギを炒める。

あまりにおいしい香りがする。
タレのしみ込んだマトンがバターの中で焼けて行く。

チュニジアのワインを楽しみ始める。

クスクスを出した。

こちらにもバターをたくさん。塩も少し加えた。

あとは熱湯で膨らませてよく混ぜる。そして最後に電子レンジでちょっと温める。
皮つきジャガイモを揚げる。

うまいなぁ、チュジアン・カベルネ&シラー。

スパイスはクミン、コリアンダー、カルダモン。

パクチーを用意しておく、

カルダモンのシャープな香り。

このエミール・アンリのタジン鍋はお友達のようなもの。

もうすぐ6年かな。使い倒している。
トマト缶を入れて、ブイヨンも入れて。

本みりんも加えて煮る。北アフリカの方々にも教えてあげたいなぁ、このみりんという調味料を。

カベルネ&シラーのワインもどぼどぼ入れちゃう。

先ほどのスパイスに、最初の方でお見せしたハリサを加える。

ここで香りが一気に立つ。
すごいよ。キッチンが北アフリカ。
スコットランド(マーマレード)も参戦。これも加えちゃう。ちょっとだけだが。

軽く煮詰めたら、先に用意しておいたマトンとジャガイモを入れる。

バランスよく並べましょうね。
ふたしてクツクツ10分ほど弱火で加熱。

吹き出してきます。

出来たぜ。パクチーを載せる。

うまそうでしょ。
創作!北アフリカ的羊肉シチュー。イマジネーションがかき立てられますでしょ?

バターが大量でリッチ。
お皿は純和風、常陸の国のHARRY'S BLACK を使いましょう。

常陸春秋窯の高橋春夫先生作、黒い器。
クスクスがうまい。

いつ食べてもおいしいねえ、クスクスって。

よく煮込まれたマトンにジャガイモ。

酔って来ました。チュニジア・ワインも相当な歴史があるらしいよ。

お代わりをもらおう。

うまいのなんの。

よく食べましたーー!!

ごちそうさまでした。
アルジェリア、モロッコ、チュニジアを旅した気分。