
外食すると高い。八ヶ岳山麓ではちょっと出かけるだけで大変な距離になる。朝から出かけてもお昼を挟むことになり、それは外食することにつながる。どうでもいいようなつまらないモノを食わされ、やたら高いカネを払うなら、山荘にこもって自分で作って食べよう。
dancyu最新号は炒飯特集。しかし何度目だ? カレーと炒飯はdancyuが得意とするテーマ。たびたび採りあげられている。

確かに男性はこの2つを極めようとする傾向がある。簡単に作れそうな気がするのだ。
Natalie Coleが、Unforgettable同様に父親とデュエットする録音。

Waliking' My Baby Back Home♪
いい曲です。
しかしこのdancyuに載った赤坂璃宮の炒飯のお話は素晴らしい。

あれこれ、ポイントが書いてある。さすがプロ(当たり前だが)。

炒飯の作り方として当然。あるいは、かっこいい。そう思っていることが、実は間違いだったりするのだ。
私も、原村の農場のタマゴを使いがんばって作ろう。

基本中の基本。長ネギ、タマゴと叉焼で、王道の炒飯。ぱらーり、さらさら。うまいんだぞぉ。

中華風タマゴ・スープと一緒に食べれば、もう最高だ。
しかしdancyuにはこんな記事もあった。リゾット炒飯?

だったら、それは普通にリゾット作った方が、いいずらに。
以下のものを普通に用意。

滞在中は長野県産のコメを2kg。

買いこんで来たキノコをばらす。

木島平のひょろ長い白っぽいシメジ。

リゾットの最初はこうだ。オリーブ・オイルにタマネギに、米。炒めて、ブイヨン使って、ふたして、蒸す。

その間にバターでキノコを炒める。

トマトぶつ切りを入れて。

キノコも入れて。

出来たも同然。

バターのニオイにつられて出て来たワンコ。

出来た。キノコとトマトのリゾット。

うまいんです。

山荘内の読書。池波志乃さんの本。私は食べ物の本が大好きだ。池波志乃さんの文体が予想外に固いので驚いた。楽しい本だ。

お米があれば、大丈夫。飢えることはない。
お安く、でもしっかり作って食べましょう。標高1600mの楽しいキッチン。