家@鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

食べ物、飲み物、ワンコ、鎌倉特に七里ガ浜地区(七里ガ浜東と七里ガ浜)の話と八ヶ岳西麓(特に長野県諏訪郡原村)の話が多い、極めて退屈なブログ

たまには革製品を大切にする日を制定して、そのメンテナンスをしましょう@鎌倉七里ガ浜

あぁ~頭がボォ~。

朝の4時半に起床。そしていろいろと準備した。

じゃ、そろそろ始めましょうか。



本日は革製品を大事にする日。革・革・革・革・・・。

これがまた結構大変。チェスターフィールド・ソファ、クルマのシート、自分の革靴。

革製品の汚れを全部落とし、そこに油分を補う作業をする日だ。

これ、もう10年前の曲なんだね。



本日の選曲はWaka Waka♪ シャキーラだ💛

いいよね、この人。明るいよ。This Time for アフリカ ♪

そろそろこのチェスターフィールド・ソファに油分を加えよう。



ファニチャー・クリニック社の製品。これ、いいよ。みなさんに、これおススメね。



まずはアワアワ。

食器洗剤と同じで、アワの力で表面的なホコリから皮脂みたいなミクロの汚れまで、落とし切ってしまおう。

それをこのソファだけで全部やるのに30分はかかるね。



ここまででまず腰が痛くなる。ほとんどずっと腰を折り曲げたままだから。

その後作業を続けるうちに、今度は腕の筋肉や指先が痛くなるよ。慣れていないところに力が入って、かなりの負荷がかかる。



どんどんやって行こうね。



そしてサラッと汚れを落としたあとに、今度はクリームを補おう。



ここからは窓を開けましょう。外はまだ真っ暗。しかも空気が冷たいが。

だってすごい匂いだからね。

そして寒くない。作業を続けたら汗をかく。



明け方から運動しているみたいな気分。

せっせと油分を革に染み込ませよう。



作業開始から1時間近く経った。



もはやバリーズ・ティよりもビールが欲しいくらい。



しかぁ~し、ご覧ください。

このツヤ★(ピカッ)。いいでしょ。



どんどん塗り込む作業を続けよう。

塗れば塗るほど、購入から年月を経るほど、貫禄が増すチェスターフィールド・ソファ。



しかもこのファニチャー・クリニック社の汚れ落としとクリームが、革製品をいつでも蘇られせてくれるのだ。

シットリと油分がしみた座面部分。いい感じ💛



あ、ドガティ君が起きてきた。「おとーさん、おはよー」



「おとーさん、これをずっとやってたのですか?」

「こういうことが、好きですねぇ」

「ボク、感心します」



でしょ~。おとーさん偉いでしょ?

Distinctive Chesterfields社のソファ、買って良かったなぁ。とてもしっかりしているよ。



今から9年前にこのソファを葉山町にあった同社日本法人から、私は購入した。その日本法人は最近になって栃木県に移転してしまった。残念だわ。

当時店主さんが「これから価格が上がりますから、今のうちに」とおっしゃった。

それは売らんがための単なる決まり文句ではなく、本当だった。9年前にはかなり安かったこのソファも、まったく同じモデルが今や3倍近くする。

これを早く買って良かった。安かったからね。

おそろしく分厚い牛革のソファは、メンテナンスさえしっかりやっていればほとんど永遠みたいに使えるし。本当にこれ、割安だよ。

今も購入当時とあまり変わらない状態を保っているしね。

夜が明けて、すっかり明るくなった。



作業が終わったので、今度は位置を直さないと。



これでセッティングが終了。



ついでに壁にかかった額たちも水平を修正。



ソファでも何でも、いかにコストパフォーマンスを高めるかに私は懸命だからね。

2倍の価格がするものであっても、3倍の年月を持たせられればコストパフォーマンスは1.5倍に高まる。

その場合、使用期間中の質感は同じではなく、高価な革製品の方が快適なものであるはずだ。

しかしそれを享受するには、革製品の念入りなメンテナンスが不可欠。

でもここからがまだあるのよ。こんどはもっと腰が痛くなる作業だ。

こちらがクルマのシート。



これがどれだけ腰がやられるか・・・。

深く腰を折り曲げたまま、延々と作業しないといけない。

ハンドブレーキの周囲の革なんてよれよれだから大変。新車登録から14年近く経った愛車では、亀裂も入るしね。



後部座席もね。こちらがわりにシッカリしている。使用頻度が低いから。



アウトドア志向の我が家では、八ヶ岳山麓のカラマツの葉がフロアにいっぱいだ。



そもそもフロアには、ラバー・シートが敷いてあるくらいアウトドア的な使い方だ。

一般的には、あまり使わないよね、ラバー・シートって。

そろそろ屋内のフロアも掃除しないと。

一番傷みやすいのがここ。運転席の右側端っこ。運転手が乗り降りするたびに擦ってしまうから。



最もシッカリ油分を補うべきところだ。

革が裂ける前にね。

はい、作業が終了した。



座面の伸びた感じも古いクルマの良さ。

むしろ伸びているのに亀裂も入らずザラザラもせず、シットリとびよぉ~んと伸びているところが、貫禄よ。メンテナンスの良さ。

屋内に戻る。



ドガティ君が「どこ行ってたんだ?」と迎えてくれる。

まだ朝ご飯前。疲れました。。。