家@鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

食べ物、飲み物、ワンコ、鎌倉特に七里ガ浜地区(七里ガ浜東と七里ガ浜)の話と八ヶ岳西麓(特に長野県諏訪郡原村)の話が多い、極めて退屈なブログ

鎌倉山の苔丸、赤地さんに頼む(3) 赤地さんと細部を打ち合わせ@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド

今日は鎌倉山「草花屋 苔丸」の赤地さんが我が庭のプチ改造計画について打ち合わせにやって来る日。

庭の主、茶々之介氏は我が物顔に庭を歩きまわる。



「そうさ、犬も、植物も、人間も、共生することが大事さ。でも特に犬を大事にしよう!」と茶々之介氏。



ミュージカル映画「失われた地平線」に収められたバート・バカラック作品のひとつ Living Together♪

「失われた地平線」のテーマはシャングリラ。すべてが溶けあって調和する東洋的なユートピア

植栽を扱うプロもいろいろ。苔丸、赤地氏のつくる緑は正にシャングリラ。

風が薫る。「おぉ~気持ちいい」 動物と植物の共生を訴える茶々之介氏。



よーーん。「そのこけまるさんとやらは、まだこないのかい?」



この庭をより自然に。



のびのび。



あぁ~今日も退屈。いつも退屈。オレはいつも退屈。



なんて言っていると、苔丸の赤地氏登場。

打ち合わせ中。タブレットを使い、赤地氏が我が家のために予約してくれている植物(現在は卸専門の植栽業者さんのところにある)の実物の画像を見ながら、イメージをつくる。



ものすごいプレゼンテーション。



言葉も豊かで説明が明確な赤地氏。さすが某国営放送局に出演されるだけある。



赤地氏はちょっとした有名人だけれど、植物の値段は普通。
レベルの高いものが用意される割りには、むしろ安いのかもしれない。
加えて土や石などの実費と、日当とも言うべき作業代を加えて、非常に明快な計算書が提示されるのだ。

住宅街のプロムナードにもあるトベラを、1箇所か2箇所使う予定らしい。



私のお仕事にも役立ちそうなスキルを、赤地氏からついでに盗みとる。



庭のベースを赤地氏に作ってもらい、あとは自分でいろいろ試してみたい。

さあ、庭のこの部分がどうなるのか? 楽しみだなぁ。
私もいよいよ、緑のゴッド・ハンド(?)



草花屋苔丸では、ハイビスカスやインパチェスやマリー・ゴールドみたいな花は使わない。赤や青に近い色は草類で表現し、アクセントに使う。緑が主体のようである。渋いなぁ。無国籍風だがアジア的であるようにも見え、日本的でもある。シャングリラ的調和の「苔丸」スタイルだ。

命に限りある生物はどれもはかないが、その仲間が新たに生まれて次の世代へ・・・。

命を司る神様ですら、やがてこの世から消えさるらしい。



これがそれ。英国の風刺画家、ホガースの代表的作品(↑)。

いかにもチュニジア産というイメージの白っぽいポットも2つばかり使うらしい。



これは現在我が家にある、古いイタリアンなポット。



チュニジアと言えば、我が家にはこんなものがあるが。ワインとクスクス。



さて、苔丸さんに関心をもたれた方は、こちらへ ⇒ http://www.kokemaru.net/



資料を見ながら、あれこれ想像する。



苔丸の赤地さんは、このチェスターフィールド・ソファをやたら褒めてくれた。そして茶々之介氏と遊んでくれた。有難う。