ご覧のとおり諏訪大社の鹿食免まであるのだから、我が家こそ鹿肉を食べよう。

いきなりですが、ニューヨーク・テイストなマンハッタン・トランスファー♪
30年ほど前に大ヒット。すごくカッコよかった。
千松さんの本によると、鹿も猪も頭数が増えているらしい。まず鹿はかつて天敵だった日本オオカミがとっくに絶滅して増え放題。さらに鹿も猪も獲る人が減った。それでもまだ牡丹肉は高価なので猪は獲り甲斐もあるが、鹿は料理法が限られるため価格も低迷、流通ルートが限られるのでそれを狙う猟師も少ない。したがって鹿は全国で増え放題なようだ。確かにそれは八ヶ岳山麓で私も実感していることだ。

でも本当に料理法は限られているのか?・・・いや・・・料理法はある!
以前、鹿と豚の合挽肉でガパオを作る、ということをやったが、今回使うのは鹿のみの挽肉。
ごらんのとおり外見が渋い。いぶし銀の魅力、鹿肉。

タイ料理をニューヨーク風に。いや、特にニューヨーク風ということはない。音楽がマンハッタン・トランスファーというだけだ。
これが鹿挽肉300g。オトナ2人分である。南信州遠山郷のスズキヤさんからやって来た。

スイートバジルを炒めるという不思議な作り方。

激辛にする。唐辛子を粉砕したもの。

ピーマン5個をサイの目に切った。

ニンニクをいっぱいつぶす。

酒大さじ1、ナンプラー大さじ1、砂糖大さじ1、オイスターソース大さじ2。

油でニンニクと唐辛子を熱する。

そこに鹿肉を炒め、加えてピーマンを加え、上記調味料を入れて炒める。

目玉焼きをつくる。

完成だ。タイ米も添えられれば完璧である。

見るからにうまそうでしょ?

タマゴをとろーりとさせ、混ぜて食べる。

鹿挽肉が欲しくなった人は、スズキヤさんのHPから通販で買おう。鹿挽肉は鹿肉のうちでも安い部位を使ったものだ。価格も低位安定。
HPは左側Bookmarkにリンクがあるから、そこで。