家@鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

食べ物、飲み物、ワンコ、鎌倉特に七里ガ浜地区(七里ガ浜東と七里ガ浜)の話と八ヶ岳西麓(特に長野県諏訪郡原村)の話が多い、極めて退屈なブログ

眩しくて目を開けていられない頃になると、相対的に我が家は快適になる

太陽がギラギラ輝くようになった。気温は一気に上昇。真っ昼間は眩しくて目を開けていられないくらい。



庭の芝生はかなり白っぽいグリーンに見える。ワンコも「外に出たい」と言わない。



兼好法師の教えに従い「夏を旨として」建てた我が家は冬は寒い。しかし梅雨前あたりから一気に、快適になるのである。

採光はギリギリまで絞ってあるので、現代の平均的な日本の住宅に比べたら室内は暗い。

また窓と軒の位置関係は、夏に室内の床や壁を日光が直接叩くようなことはないようになっている。木部を多用してもいる。吹き抜けも多い。室内はヒヤリ! ご覧の画像は玄関上の吹き抜け。



地面から高さ数十センチもたっぷりとコンクリートを上げて来て、その上に貼ったタイルもヒヤリ!



これからの何カ月か、我が家は真価を発揮する。しかし「夏涼しい」ことの代償はやはり「冬寒い」であり、我が家はそれに耐えている。

関東平野のほとんど亜熱帯気候並みの現状及び今後ますます進む温暖化を考慮すると、私はこれをとても正しい選択だと思っているが、どうもまったく一般受けはしないようだ。むしろ変人扱いのようですらある。一般的には、南向けに開口部をめいっぱい作って、どんどん室内に直射日光を入れて床や壁を直接的に暖める家づくりがファッショナブルなようだ。



茶々之介君は「とーちゃん、涼しいよ」と言ってくれる。ヘンテコリンで室内が暗い我が家である。